絶版漫画をもう一度読む事はできないのか?

漫画だけには限らないが、いろんな事情で、流通から消える作品が多数あります。
それを「絶版」作品と言いますが、読む側の立場からすれば、事情はどうあれ今でも見たい名作漫画は沢山あるのは事実です。
昭和の方にはご存知の「ちびくろサンボ」の様な社会的に問題ある作品や、盗作などの法的問題があった作品は致し方ないのですが、ご存知「キャンディ・キャンディ」「MASTERキートン」等のような、原作者と作画者、出版社の問題等で絶版になっている作品は非常に残念に思います。
それらの作品を読みたい場合は、「ネットカフェなどの漫画喫茶で読む」、「ツタヤなどの貸本屋で読む」、または、「ブックオフなどの古本屋」や「ネットオークション」などで探して購入するしかないのですが、それらを購入しても作者、関係者には1銭もお金が入らないのでしょう?(違っていたらスミマセン)漫画喫茶は「貸与業」ではないので無論、貸与権の支払いは発生しないのは言うまでもありません。
そもそも、古本屋やオークション、アマゾンの中古出店は、絶版作品は必要以上に高く値がついているのもなんとなく納得が行かない上、無論作者・関係者にも利益はありません。
最近、出版する作品は電子化してきている現状になっています。もっと電子化が普及すれば、仮に将来絶版になっても、保存データを捨てない限り読める上、場所も取らない。もちろん古本屋へ売却など無いので、法外な金額で取引されることもない。
しかし、データともなれば、プロテクトを外し違法サイトに出回るのも覚悟の上になりますかね。

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