完璧の仕上がりの「ダイナミックヒーローズ」

永井豪先生は以前より弟子の桜多吾作先生などに自分の作品を任せて書かせていたので珍しい事ではなかったのだが、この作品にはちょっと驚いた。
この作品は「マジンガーZ」「デビルマン」「キューティーハニー」等の作品がマーベルコミックの「アベンジャーズ」の様にクロスオーバーさせ、各作品の設定を継承したスピンオフ作品。
しかも画風が永井先生の「漫画」風ではなく「東映アニメ」風にこだわったのがすごい!ほぼ当時の永井作品アニメの作画を手掛けた小松原一男に迫る画風、いやクオリティはそれ以上だ。
さて、その作者は何と!知る人ぞ知る伝説のアニメーター「金田伊功」の弟子「越智一裕」で二度びっくり。高校の時以来ひさしぶり聞く名前だ。
越智さんはアニメの仕事をしながら、漫画家としても活躍していたらしくスーツアクターやゲームのキャラクターデザインやビジュアル作成と活躍の場を広げていたそうな(へぇ~)。
改めて永井作品を愛する人はやはりプロ・アマ問わず沢山いるんだなぁ~と感心した次第です。

▼子供の時の「盆と正月」のワクワク感が蘇りました!

カテゴリー: コミック パーマリンク

コメントは停止中です。