男前のバカボンのパパって感じ

“男前”とはなんでしょう?今の若人には死後となった「ホメ言葉」は、現在の“イケメン”(イケテル面)とは相反するものである。
そもそも“男前”とは、歌舞伎の男性俳優のしぐさから語源を持つらしいのですが、その言葉が当てはまる俳優は「チャールズ・ブロンソン」何者でもないでしょう。
ユル・ブリンナーも含め、ウエスタン映画世代のぼくらのお父さん達にはおなじみのハリウッドスターで、今の若い人はほぼ知らないと思いますが、言わずと知れた大林宣彦監督が映画界に入る前に手がけたCM「マンダム」は私たちの世代には非常になじみが深い。
小学校の時「顎になんかついてるよ」「え?(と顎に手をやる)」「ん~マンダム」をきっとやったに違いない(私の小学校だけ?)
ブロンソンの何がスゴイかって、東京大空襲でB-29の機銃手だったのも驚きますが、本人の功績と言うよりはまわりの熱狂的なファンがスゴイです。
タランティーノ「キル・ビル2」のエンドクレジットのブロンソンへのメッセージもさることながら、みうらじゅんと田口トモロヲのユニット「ブロンソンズ」で『ブロンソンならこう言うね』も非常にバカバカしいコンセプトだが、その男前キャラクターの持ち味でできた作品と思います。

▼都市伝説のブロンソン=バカボンのパパ

カテゴリー: 映画・TV パーマリンク

コメントは停止中です。