サンダーマスクにみる商品と作品の違い

今なお続いている「仮面ライダー」「戦隊(ゴレンジャー)」などは今のシリーズに友情出演したりして、僕らお父さん世代でも楽しめる。
それは、昔から制作関係者と配給関係者との取り決めがきっちりされている賜物である。
今回は制作サイドの立場が弱く、版権主張ができなかったため永久消滅となった特撮ヒーロー「サンダーマスク」をご紹介します。
まずこの「サンダーマスク」をご存じの方が少ないかと思いますが、ストーリー設定が非常に面白い!宇宙人の地球侵略を阻止する為、こりん星。。いやサンダー星からはるばる地球へやってきて待ち伏せをしていた。侵略者がやってくるまで仕方が無く寝て待っていたら1万年後にようやく侵略者があられたというトンデモ設定の作品だ。
正直、再放送されていないので話を全く覚えていない!それもそのはず、この作品の場合、制作側を無視して当時の代理店「創通」がフイルムを持ち出して紛失したため(実は隠しているとも言われている)永久に観ることが出来ないのだ。
配給者からすればただの“商品”だが、制作サイドからすれば手塩にかけた“作品”。この価値観が理解されていないのは、当時の時代のせいだけだったのでしょうか?

▼実はこの作品、漫画の神様「手塚治虫」先生がコミック化している。(へー)

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