近ごろの若いもんは!と言う前に自分はどうだったか?

いい加減おっさんになったので常識人なのか?と言うと若い頃とは基本的そうは変わっていないかもしれない。
「近ごろの若いもんは!」と言う言葉は、古くはエジプト(諸説ではメソポタミア シュメール文明)の大昔から言われているそうだが、現在60~70歳の私の父ぐらいの世代が口にしたとしても、その年代の二十歳後には「太陽族」は居た訳で説得力は無い。きっとこの言葉は未来永劫語られる事であろう。
ちょっと前の作品だが、藤原竜也主演、行定勲監督の「パレード」。普通の「青春群像映画」物かと思いDVDを借りて観た。
賛否両論の結末はモヤモヤ感が何とも言えない作品でした。しかしながらそこは行定監督の狙いだったと個人的に思っています。
常識よりは「今が楽しいなら何でも良い」「一人はつまらないが干渉されるのはイヤだ」的な若者(おっさん言葉)の考えが匂う映画であるが、ふと自分が若い頃と照らしてみて改めて考えると「今とそう変わらないや!」と気付いてしまった。
はぁ~こんな大人で良いのだろうか?と言いつつもまったく変える気すらもない。言うなれば「がきオヤジ」だ(笑)。
立派な大人になれなかったかもしれないが、これから先、少しでも楽しく余生をおくりたいなぁ~。てへペロ!

▼後半まで何も考えずボンヤリ観れる良い映画でした。

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