アイドルと呼ばれるのを嫌ったアイドル

「GORO」「スコラ」といってピンと来た人は現在30後半~40才前後かと思いますが、グラビアアイドルという言葉がまだ定着していなかった高校三年頃に衝撃のアイドルがデビューしました。それは「本田美奈子」です。
その表紙を飾った無名のアイドルに、先日結婚した南野陽子依頼のドキドキで、大学受験合宿先まで雑誌や写真集を持って行った始末でした。(まじめに受験しろ!)
その可愛いルックスと裏腹にデビュー前は演歌歌手を目指していたこともあってか歌唱能力はズバヌケており、当時のシンガーの金字塔、長崎歌謡祭でグランプリを受賞したほどの実力です。
その頃の伝説で「歌が上手いアイドルは売れない」というものがあり(現在も?)、当時事務所は少女隊のメンバーにする予定だったが、ソロデビューさせたそうです。
その歌声は、日本のみならず、外国ミュージシャン「ゲイリー・ムーア」「クイーン」に気に入られるほどで、うろ覚えですがロック雑誌「ロッキンF」でフレディ・マーキュリーと一緒に写ったスナップが美女と野獣って感じの印象的で未だに心に残っています。
そんな実力もあってか、本人は「アイドル」と言われるのをひどく嫌がっていたとの事ですが、私(ファン)にとっては本田美奈子は永遠のアイドルです。
ご存知の通り、2004年11月に白血病で惜しくもこの世を去ってしまいましたが、私も含め当時ファンだった人たちには未だにその美声は心に響いている事でしょう。

▼特に気に入ったジャケット写真です。(ビーバーちゃんみたいです(笑))

カテゴリー: 音楽 パーマリンク

コメントは停止中です。