パート名「キーボード」は間違い

けいおん!の人気でバンド(死語?)が注目を浴びていますが(ホント?)、今改めてバンドの構成は、ボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードがスタンダードですが、この「キーボード」というものは、私から言わせるとおおむね間違いなのです。
それは、「キーボード」=「鍵盤」の総称意味ですが、ピアノを弾く場合は“ピアノ”になるわけで、オルガンの場合もしかりです。
今では、ロックバンドでピアノやオルガンを弾く事はレアで、ほとんど“シンセサイザー”でピアノやオルガンを代用して弾いているので、パートの「キーボード」というのは誤りで「シンセサイザー」になるのです。(じゃあギターはアコースティックもエレキもあるじゃない!と言われそうですが、両方とも“ギター”と付くので間違いではありません)
では、純粋な「キーボード」のパートというのは何かといいますと、ステージ上に、ピアノもオルガンもシンセサイザーも複数並べて弾いている事をさします。
昔は今みたいにシンセサイザーは色んな音を再現できなかったので、本当にこれらをならべて演奏していた訳で、そのパイオニアはELPのキース・エマーソンになります。
ロックで初めてシンセサイザーを全面的に使用した人で、そのキーボードの数もさることながら、タンス型のシンセサイザーには驚きます。
今では、この積み上げはハッタリになりますが、現在のシンセサイザーの技術をもっては何台も積み上げるのはほぼ無意味ですね!

▼いいおっさんになってもパフォーマンスは相変わらずの様です。

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