何でも最先端は異端者となる現実

“流行はマスコミに作られるもの”という都市伝説がありますが、実は一歩も二歩も流行の先を行き過ぎると単なる変わり者になってしまいます。
多才でありながらそこまでヒットに結び付かなかったアーティスト「立花ハジメ」です。
本業はグラフィック・デザイナーですが、「プラスチックス」のギターを務め、のちサックス奏者としてソロへ転身しましたが、多才ぶりはそれだけではありません。プラスチックス時代からもそうですが、レコードジャケットやポスターのデザインも手掛けるのは本業ならでは。
自作楽器「アルプス」シリーズや油圧シリンダーで稼働する「ブレイクダンス養成ギブス」作成もミュージシャンの枠を超えアーティストと呼ぶにふさわしいのです。(手をかざすとセンサーで音が出るアルプス2号、アナログ自動ドラムのアルプス3号は傑作)
さて、その立花さん絶頂期といっても過言でない、映像クリエータユニット「ラジカルTV」とコラボレーションした1985年の「TAIYO-SUN」ライブは当時腰を抜かしました。
まずは、ステージ上に十数台のテレビモニタを設置し、ライブ撮影した映像をビデオエフェクター「フェアライトCVI」にてリアルタイムに加工し写しだし、フェアライトCMI、エミュレター1、シモンズドラムと当時最先端電子楽器と、自作楽器アルプスは鳴り響くは「ブレイクダンス養成ギブス」から水蒸気は出るわで、未だにこれを超えるインパクトのライブステージは無いでしょう!

▼高校の時、ローカル番組出演時お会いした事があります。

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