何でも最先端は異端者となる現実(その2

85年前後は音楽界は大きく変貌しておりました。それはレコーディング技術やテクノロジーの発展で、それらをいち早く音楽に取り入れるミュージシャンが相次いだのです。
前回の立花ハジメもしかり、時代を一歩も二歩も進んだグループ「MELON(メロン)」も一概に言えません。
MELONは、元プラスチックスの中西俊夫、佐藤チカを中心とした、DJ兼キーボードのプリンス工藤、ドラム&ドンカマプログラミングが、後ソウル・II・ソウルやシンプリー・レッドのメンバーとなる屋敷豪太で結成されたグループです。
シングル「Serious Japanese」は、ポンキッキーで聴き覚えある(?)プラスチックスの名曲「ダイアモンド・ヘッド」をスピンオフした曲で、当時一世を風靡していたプロデューサー、トレバー・ホーンと共作したマルコム・マクラーレンの影響(リスペクト)が非常に感じられます。
ファションはさすが本業ならでは!布袋さんもビックリのハデハデ衣装!蛍光塗料のボディペインティングは映画「トロン」も真っ青です!
その後、アルバム「DEEP CUT」を発表し惜しくも解散しましたが、もうちょっと長く続けていたら、ハウスやレイブ(ジュリアナ)~トランスと言ったダンスムーヴメントが訪れたのですが、ほんと早すぎたグループでした。

▼YouTubeで当時の映像を見てもらいたいのです!(かっちょイイ!

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