レイジーにみる才能と苦悩のストーリー

アイドルもしかりメジャーになる事を望んでいる方は今なお多いと思いますが、一説によると「スカウト型」と「オーディション型」ではその志が違うと言われています。
「オーディション型」は過酷な競争を勝ち抜いてデビューするわけですが、そんな才能とテクニックがありながらやりたい事ができなかったという「レイジー」について語りたいと思います。
ボーカルはご存じ、アニソン界のプリンス「影山ヒロノブ」。ギターは海外でも人気あった日本のヘビメタの夜明けLOUDNESSの「高崎晃」のアイドルロックグループ。
レイジーと言えばヒット曲「赤頭巾ちゃん御用心」を思い出しますが、ハードロックバンドであったにも関わらず、デビューして路線が大幅に変えられたのはきっと拷問に等しかった事でしょう。
実は個人的には「LOUDNESS」はそこまで好きではないのですが、「LOUDNESS」結成のきっかけとなる高崎晃の初のソロアルバム「ジャガーの牙」は唯一好きな音源です。
JPOPをはじめ日本のJAZZ・フュージョンを支えている名プロデューサー笹路正徳が参加したアルバムで、もちろんハードロック、ヘヴィメタル、プログレと満載。ところジェフベックをリスペクトした曲も非常に良いので知らない方は是非聴いてみてください!

▼初ソロアルバムはレイジーでやれなかった音楽の集大成かもしれません。

(こぼれ話)レイジー再結成しましたが、高崎の再結成条件で「赤頭巾ちゃん」をしない事だそうです。当時のファンはがっかりですね。最後に、レイジーのメンバー、ベース:Funny(田中宏幸)ドラムス:Davy(樋口宗孝)ご冥福を祈ります。

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