ローランドのデモ演奏で人生が変わった!

中学校の時、地場のデパートで豊富なAV(エロではない)機器の展示するお店があった。
当時テクノブームに便乗してシンセサイザーも山のように展示して力を入れていたのですが、その店からシンセサイザーメーカー「ローランド」の新製品のデモンストレーションの案内が来たので暇つぶしに観に行った。
その時はパット・メセニーやロバート・フリップが愛用する「GR-300」というギターシンセサイザーの発表だったが、しかし!単純なギターの音色の紹介だけにとどまらず、当時ローランド社が誇る「自動演奏」機材「MC-4」「TR-808」「SYSTEM-100M」等をバックでの演奏には感動しました。
中学生の私はシンセサイザーは単なるキーボードという単一の楽器として思っていたものが、これらの機材があれば、バンドを組まなくても演奏ができる!と子供心に夢が膨らみました!
当時の「自動演奏」機器は現在のようなMIDIという他社のシンセやパソコンなどを繋げる規格は無く「電気制御」。価格もン百万っと夢のまた夢のシステムでした。(実際に私が「自動演奏」を実現したのはMIDIの規格が登場し安価に手が届く様になった4年後となりました。)
あれから30年、感動した当時の最先端のサウンドは、今聴くと超お粗末だったに違いないのでしょうけどね(笑)。

▼当時の機器構成。ビンテージファンは今なおこの構成でご利用かも?

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