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怖さを通り越して笑ってしまった貞子3D

映画「リング」。これ以上に引き込まれたホラー映画はそうは無い。それはまだ日本のホラーのジャンルが確立しておらず当時斬新だったからと個人的に思います。
以降、Jホラー作品が軒並み登場し、もちろん良い作品もありますが、ブームに便乗したお粗末な作品が量産された感もあってか、ここで火付け役の本家キャラのご登場ということでしょう。
まぁ石原さとみも出るし「立体視映画」なので2Dビデオソフト化したものを観ても面白さは半減すると思って観に行きました。
さて、感想としてひとこと「サイバーオカルトホラー&ギャグ」と言った方が良い気がした。
画面ならば携帯だろうとパソコンだろうと街頭映像だろうとおかまい無に飛び出る貞子。詳しくは控えさせていただきますが、怖さの質が初代と異なりサイバーです!クライマックスはバイオハザードか妖怪ハンターヒルコ!を彷彿する感じでもう笑うしかない。
と言っても映画の基本の「謎解き」「追いかけっこ」ありと、まずまず面白かったので、まだ劇場でやっている様であれば、気分転換で見る価値はあると思います。ご参考ください。

▼しかしあの貞子の飛び出し感は、今使っている23インチじゃ表現できないだろうなぁ~。

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「テルマエ・ロマエ」にはコメディ三大要素は必須か?

先日、人気コミックの映画化「テルマエ・ロマエ」を観に行きました。
コミックが面白かったのと、阿部寛、上戸彩と好きな俳優さんともあって楽しみでした。
さて、ストーリーは基本的コミックのエピソードに忠実。ただし今回劇場映画として完結するためにオリジナルで「ヒロイン」として「上戸彩」を起用したわけである。
さて、問題のコミックの最大の面白さの「驚く間」も見事にやり遂げた阿部寛。ケツ丸出しの迫真演技で股間をウマイ具合に隠すボケさは映画ならでは。ざぶんとん数枚あげたいぐらいだ!
ただ、如何せんもともとコント中心のコミックともあって、なんとなく後半「スローペース」。純粋な映画として厳しい目で見れば少々物足らなさを感じるかも知れない。
それは、自分で勝手に思っているコメディ映画を面白くするするための三大要素「お笑い」「アクション」「お色気」。その「アクション」「お色気」の二要素が無いためそう感じたのかと思います。
もちろん十分楽しめる作品なので、純粋に笑いたい方にはお勧め作品です。

▼来場者向けの非売品特典。書き下ろし作品もウケル!

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100,000年後の安全

自分のキャラクターにあわない事を書きますが、政治的、宗教的な思想や考えを語るのは得意でないが「原発」は誰でも学び、考えなければならない問題であることは言うまでもありません。
しかしながら「原発」が、どのような仕組みであるか、使えなくなった核廃棄物はどのように処理しているのかはよく知らないし、数年前「九州電力 玄海原子力発電所」の「玄海エネルギーパーク」に行ったにもかかわらず恥ずかしながらまったく理解していない。
そんな私でも少しでも理解できるように今回1本の映画を観ました「100,000年後の安全」。
この映画はフィンランドのオルキルオトに10万年間耐えられる高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設する「オンカロプロジェクト」についてのドキュメント映画。そう!そんな事まったく知らなかった事実なのだ。
ストーリーは求めていたものとちょっと違って、今の原発と言うよりは未来の人類へのメッセージ色が強いのであるが、受け捉え方は観た方によって様々と思います。
少々不謹慎ですが、私には電気を使わない生活は難しい。だが同じおもいの方は少なくないと思います。だけど原発はいらない。電気代が上がっても電力不足で停電しても、そんなノータリンな私でもささやかな取り組みをしていきたいと思います(続きはまた今度。。。)。

▼未来の人に向けた危険をしめすメッセージ。それでいいの?

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ファンにはやや消化不良かも?TEKKEN BV 3D

以前予告したように流石に劇場には足を運ぶ勇気が無かったフルCG映画「TEKKEN BLOOD VENGEANCE 3D」を今回PS3ゲームカップリングソフトを購入し観ました。
残念がら、ソフト到着時には3Dディスプレイは無かったので導入までお預けと思ったが我慢できず2Dで観てしまった(ははは)。
さて、CGの制作は同ゲームタイトルのデモンストレーションムービー制作も携わって、日本のCGスタジオで有名な「デジタル・フロンティア」の毛利陽一が監督。まさにゲームの質感や臨場感そのものだ!
さてさて、本題に戻りストーリーですが、何故か学園ものから壮大なSFへ進むといった、源は格闘ゲームでありながら「格闘」が少ないのである。(最後はデビルマン同士の戦いと巨人登場で格闘とまったく無関係)
それは、監督と脚本家の佐藤大「あえての意向」であった様で、ゲームを知らない人でもそれそうに楽しめる作品に仕上げたらしいが、ファンの私には消化不良であるのは言うまでもない。
後日、3Dディスプレイが届いたので立体視で改めて観ましたが嫌みのない立体感で、これはやはり劇場で観るべきだったかと少々公開した次第です。

▼CGの技術の進歩を改めて体験できる作品です。

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久方ぶりのハードボイルド漫画の映画化に期待!

望月三起也先生のハードボイルド漫画「ワイルド7」の実写映画が近日公開ですが、個人的には久方ぶりの本格ハードボイルド・アクション映画(死語?)ともあって少々期待しております。
この作品は1972年にテレビドラマ化しましたが、当時には珍しいダークヒーローのイメージが子供心に非常に想いれがありました。(当作品は原作を無視して指令リーダーの草波(川津祐介)もバイクに乗り出動していたありさまでした。(ワイルド8じゃん!))
そもそもハードボイルド漫画(劇画)のみならず、人気漫画の実写映像化はマニアックな作品になる傾向にあり、加山雄三や宍戸錠の「ブラック・ジャック」、目黒祐樹の「ルパン三世」、橋本三智弘デビュー作「ドカベン」、最近ではハリウッド化も噂されている「ゴルゴ13」に至っては高倉健、千葉真一主演作品ですら超カルト作品となっています。
それは一言、漫画のキャラクターのイメージと主演者のイメージと競合しているからと思います。
しかし!この「ワイルド7」はそもそも主人公がヘルメットにゴーグルのせいかキャラクターの個性が薄く、むしろ愛用していたバイクメーカーや拳銃の型式の方が印象深い。
今回の映画!この世界観崩さない事に強く期待しますが、歴代漫画の実写化のカルト呪縛がとけるかこうご期待!

▼ハリウッド版ゴルゴ13はハンマー投げの室伏広治選手が候補らしい。

余談:漫画ワイルド7と言えば半ケツセクシー女性のイメージがあるが、今回の映画の深田恭子ではそれは無いだろうなぁ。

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