漫画家さんはその時、影響を受けた漫画家さんや、アシスタントを務めた師匠の影響を受けて画風が変わるのは良くありがちです。
一般的には、画風が変わるだけでなく上手になっていくのが多いのですが、唯一、逆行したのが「あろひろし」先生です。
デビュー作「スタートラブルスペコマE-1」と最近連載されてた「よめヨメかなたさん」を比較すると、同じ作者とも思えない変貌ぶりです。
特に好きな漫画家であったので、辛口意見ですが、絵が下手になってどうするの?と言いたいくらい、デビュー作は置いといて、「優&魅衣」「ふたば君チェンジ」90年代前後作品が一番うまいではないですか!
特に、傑作の一つ「シェリフ」の世界観を引き継いだとはいえ「ハンター・キャッツ」は同じ土俵には少々つらいものがあります。
さて、先生の代表作「ふたば君チェンジ」と高橋留美子先生の「らんま1/2」と類似したようでありますが、本人いわく、弓月光先生の「ボクの初体験」のオマージュと言う事であります。(そういえば、あろひろし先生の初期作品は、なんとなく、弓月光先生の影響は無きにしても在らずですね。)
プロでありながら素人中心のコミケに参加したりと意欲的でありますが、作品にプロレス研究会など出るところを見ると実は逆で、コミケから派生したプロの漫画と言ったところでしょうか?
▼画風が大きく変わった!(個人的には島美咲姫ライクなキャラをもう一度)