見た目以上に作品が個性的な楳図かずお先生

先日スカパーで阿部サダヲ主演映画「なくもんか」をみて、楳図かずお先生(実はおひょいさん)のエピソードでつい笑っちゃいました。改めて「見た目個性的な人なんだなぁ」と思いましたが、先生の作品は、見た目以上に個性が強烈であるのは言うまでもありません。
以前ご紹介した実写化した「おろち」もさることながら、切り絵の独特なアニメーション「妖怪伝 猫目小僧」をスカパーで再度見た時のあのおどろおどろしさは当時も今みても不気味でならない。
そして最大の魅力は「絵で怖がらせる」。これは「エコエコアザラク」の古賀新一先生にも通じますが、子供の時ページを開くのも辛いぐらい「恐怖」そのものでした。

と言うものの、先生の作品ほとんどが素晴らしく、キャラクター商品で今でも根強い「まことちゃん」。スピンオフ元となる「アゲイン」もしかり「漂流教室」も、未来に対する警告がイヤミの無い傑作で、幅広いジャンルが書けるのは昭和を代表する漫画家の一人であると思います。
残念がら、現在は執筆活動を休止されてタレントとして活躍中!若い方はダウンタウンの番組などで本職が漫画家であることを知らない方もいらっしゃるかもしれませんね。

▼面白い一コマ。やはりホラーの一人者ですね。(右はオマケ)

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