貸本屋は夢のある空間だった

時間あればマンガ喫茶やツタヤなどのコミックレンタルを利用して最近人気コミックから興味ある作品、読み切れなかったシリーズをまとめて読んだりしています。
さて、これだけ普及しているコミックレンタル業だが、一つだけ不満がある。それは小学校の頃愛読していた「レトロマンガ」が少ないのである。
言うだけ無駄だが、文庫版等の再販は除き、マンガ喫茶が登場した時期に絶版となった作品は手に入らないのでそれは無理な願いというわけだ。
さて、昔「貸本屋」という業種があったが多分今の若い人たちにはなじみの無いだろうが、駄菓子屋同様、町の至る所にあったのだ。
今は無くなってしまったが、大学時代に芸術学部校舎寄り門の通りに「貸本屋」があり、所狭しと様々なマンガが在庫してあった。車田正美先生の「スケ番あらし」、永井豪先生の「イヤハヤ南友」etc..小学校の時愛読していた漫画が全巻ズラリと揃っていたのだ。
授業にも参加せず(行けよ!)全編読みそびれたものを借りて読んだが、それでも読み切れなかったシリーズは沢山あり今でも心残りです。
調べたら、福岡にはまだ数件「貸本屋」は残っている様で(今もあるかは不明)、唐人町のお店は50年以上続いているそうで少々期待。時間見つけ立ち寄ってみたと思います。

▼この「貸本」看板(響き)は長年ぶりです(ストリートビューより)。

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