電子書籍は「売れ筋」よりは「個性的で魅力ある作品」を読みたい

映画「スノーホワイト」をDVDで観ててふと「漫画 on Web」で見かけた神田森莉先生の「脱力グリム童話」を思い出した。
神田先生と言えば少女漫画風のホラー漫画家で、怖いと言うよりはギャグの「痛い漫画」である。
「ホラーM」をはじめこの手の漫画は人気が低迷し電子書籍に変わってきているが、最近まで知らなかったが神田先生は仕事が無くなったのをきっかけに独自で「ハムスター商事」と言う電子書籍のサイトを逸早く立ち上げ当サイトで作品を発表していたのである。
今年「Kobo」や「kindle」の登場で、日本での電子書籍の波がようやく来る兆しであるが、当ブログでも再三言っているように「魅力ある作品無くして普及はしない」と思っています。
たとえば、書店やコンビニが近所に無い場所ならともかく、コンビニが道を挟んである様な日本で、売れ筋の本やコミックはすぐに手に入るものを「わざわざ機械を使って購入」するだろうか?人間はそこまでものぐさなのだろうか?
売れる作品を世に出さなければならないのは重々わかりますが、私は電子書籍こそ「書店で手に入れにくい作品」や「絶版した名作」「自費出版作品」を出してもらいたいのである。
少数意見であるでしょうか私のような輩もいるので「売れる作品」ではなく「魅力ある作品」をどんどん出してもらいたいと願うばかりです。

▼Google Playでは神田先生の作品が数作品¥115~で発売していました。(安!)

カテゴリー: コミック パーマリンク

コメントは停止中です。