マニアの専門誌ゲーメスト

バンパイア、鉄拳、そしてバーチャファイター2にとっぷりハマっていたころ、いわゆる“技コマンド”の情報は、今ほどインターネットが普及していなかったため入手が困難でした。(今のようにブログもツイッターもなかったころですからね)
その情報源アーケードゲーム専門誌「ゲーメスト」(ゲーメストムック)は欠かせないものでした。
どんどんゲーム(格闘ゲーム)は複雑化し、自分でコマンドを見つける事はほぼ不可能で、新しく発見されたコマンドをいち早く試してみたいのは人情で、このゲーメスト片手にゲームセンターに繰り出した人は少なくなかったと思います。
バーチャファイター3が登場したばかりの時、いわゆる“カウンター投げ”という卑怯な技がありました。マナーない対戦相手が、通常技を一切出さず、このカウンター投げ狙いばかりをして、わかっていながら思わず手を出してジャイアントスイングされるのはホントに腹が立ちました。この大投げ技も回避するコマンドがゲーメストで解り、そんな輩から鼻をアカしたのは爽快でした。
ただし、格闘ゲームはどんどんコマンドが複雑化して、その技を出すのが精いっぱい。対戦実践で活用するのは、ホント何回もやらなければうまくいかなかったですね。
そんな救世主ゲーメストでしたが、人気があったにもかかわらず廃刊(会社倒産)となり、ライターさんたちは別の会社で「アルカディア」にてその意思を引き継いでいるそうですが、インターネットの情報網に負けず末永く続けたもらいたいものです。

▼今では格闘ゲームは難しくなり玄人向けになりました!

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