けっこう。。いや、月光仮面ではないが(古いって)、誰もが知っている物で知らざる事がある。
80年代はアニソンの発展途上で、以前書き込んだ「クリーミーマミ×B’z松本孝弘」の様に有名ミュージシャンの無名時代の隠された作品があったりします。
今回は無名と言うよりは「無冠の帝王」(女王?)と言うべきの「小林泉美」はご存知でしょうか?
TVアニメ“うる星やつら”オープニング曲「ラムのラブソング」の楽曲提供で有名な方で、後のオープニング「Dancing Star」で歌まで歌った方です。
音楽経歴は、自前のバンドFlying Mimi Bandをはじめ、パラシュート、高中正義、ザ・スクエア(T-スクエアの前進)等のツアーメンバーで活躍していました。
さて、本題に戻りますが、誰もが知っている「ラムのラブソング」ですが、この曲の最大の特徴「うっふん」等のお色気ボイスは、歌手の松谷祐子では無く小林さんが影武者でやっていたとの事。したがって、ウルトラセブンの尾崎紀世彦の様に、小林さん知らずしてこの声は誰もが知っているのです。
更に、この曲の間奏部で低温の重たいパーカッション音がするのですが、これはYMOよりも早く日本最初に録音された世界初のリアルドラムマシン「リンドラム」の音だそうです。(ふーん)
▼初代リンはピーターガブリエルやプリンスでもお馴染みです。