前回のグラムロックからの流れとなりますが、いわゆるビジュアル系の元祖は一般的に「X JAPAN」や「BUCK-TICK」と言われていますが、実はさらなる以前よりルーツともいえるバンドがありました。それは平山照継ひきいる「ノヴェラ」です。
当時80年ごろはプログレシブロックのジャンルとされていましたが、音楽性的にはハードロック色が強く、アルバムコンセプトは初期「YES」に類似(オマージュ)している箇所はあったものの独特な音楽でありました。(ベースの音色などYESクリソツ!)
初期メンバーの高橋ヨシロウは、音楽性と耽美的なメイクや衣装等の違いで、後へヴィメタバンド「アクション」を結成したと言われていますが、それほどまで独自のビジュアルにはこだわっっていたものと推測しますが、のち現わる「X JAPAN」のYOSHIKIと重なるとことは非常に多いと私は思います。
残念がら解散前の後期は、ビジュアルが普通(?)になり、音楽性もハードロックからエレポップになりましたが、それはそれで良い仕上がりのアルバムだったと思います。
▼中世ヨーロッパ風のコスプレバンドの元祖です。