謎の音楽ジャンル「ニュー・ウェイヴ」

ミュージシャンをカテゴライズするのは状況によっては失礼にあたるのかもしれませんが、意外と世間と自分が思っていたジャンルのカテゴライズが違う事が多々あります。
例えば、スティングのバンド「ポリス」は私から言えばレゲエ調の曲は多いが「ロック」そのものと思っていますが、当時は「パンク」または「ニュー・ウェイヴ」のカテゴリに属されていた。
そもそも「ニュー・ウェイヴ」とは音楽性というよりは、今までにないスタイルの音楽を総称していたもので、XTC、バグルズ、アダム&ジ・アンツ、トーキング・ヘッズ、バウ・ワウ・ワウ、ディーヴォ、ブロンディ、ユーリズミックス(その他多数)ひどい物はポリスをはじめU2や、エルヴィス・コステロも「ニュー・ウェイヴ」と言われた時期があるそうです。
よく「テクノ」と混同される事がありますが、クラフトワーク意外のテクノはこのニュー・ウェイヴから独立したジャンルと私自身思っています。
特にバグルズはテクノやエレポップのジャンルに入れられそうですが、大ヒット曲「ラジオ・スターの悲劇」を良く聴いてもらいたいのですが「ピコピコ」言っていないのでテクノではありませんし、ボーカルの加工を除き、ドラム、ベース、ギター、キーボードと生演奏なのでエレポップとも言えません。これこそキング・オブ・ニュー・ウェイヴなのではないでしょうか?

▼グラムロック以上に不思議ジャンル「ニュー・ウェイヴ」のバグルズ

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