特撮スーツアクターになった漫画家

先日、高校の先輩に「井手が当時書いていた漫画は破李拳竜に似てたよな」と言われました。
“はりけんりゅう?”失礼ながらコミックを全巻持っていたにも関わらず作者の名前を忘れていた。「レモンピープル」で連載していた「撃殺!宇宙拳」です。
当作品は少々絵にクセがあり主人公は拳法使いの少女だったが「萌」とは程遠い画風である。
ただし、懐かしい特撮やアニメ、SFドラマのキャラクターが登場し、いわゆる“パロディ”漫画で、印象的で今でも思い出すのが、特撮ヒーローが助っ人に来て「サナギマン」が混じっていて廻りから罵倒されたり、「ハカイダー」が敵だったりと特撮マニアぶりには共感できました。
すっかり忘れた方だったので、今も作品を描いているのか改めて調べるとなんと!『平成ゴジラシリーズ』のキングギドラ等のスーツアクターならび絵コンテ作成などで活躍したそうだ。しかも、日本古流徒手武術護身技法師範代となり、専門学校で殺陣・護身術の特別講師も務め、残念ながら漫画家の活動はやっていない様だ。
もともとアクション俳優を目指していた様で趣味が高じてと言うのはこの事ですね。

▼オークションで高値だそうな。(右:平野俊貴作画ジャケットのイメージアルバム)

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