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ギターの音を最初に歪ませたのは誰だっけ?

先日懐かしのアニメ音楽集で「ハクション大魔王」を聴いていてふと思いました。“エレキギターの音を最初に歪ませたのは誰だっけ?”ジェフ・ベック?ジミ・ヘンドリックス?エリック・クラプトン?早速調べてみると色んな説があり正確な情報が見つかりませんでしたが、その中の有力情報のひとつをご紹介します。
ボーカル主体であった50年代、ギターサウンド全面に出した先駆けとして1958年リンク・レイの「ランブル」でこの歪んだギターサウンドが確認されるそうです。
この頃は、ロックギターご用達の“マーシャルアンプ”や“エフェクター”が登場する前で、実際にスピーカーに穴をあけてわざと歪んだ汚い音にしたのだそうです。
当の「ハクション大魔王」は、TVドラマ「特捜最前線」しかり、ローリングストーンズの「サティスファクション」で有名なエフェクターの「Fuzz(ファズ)」を使用しており、このスピーカーを破ったサウンドのイメージで作られた物です。
リンク・レイは、内田裕也ばりにお爺さんになっても活動していたらしく(2005年没)、ザ・フー、ジミー・ペイジ、ジミ・ヘンドリックス、ジェフ・ベック等のロックの大御所も影響受けたらしいです。

▼まるでCYBORGじいちゃんG。その影響力は多大の様です。

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強い心で今後も頑張って欲しい

最近、好きなミュージシャンのうれしいニュースが飛び込んできた。岡村靖幸の復活である。
ご存知の通り幾度と警察の御用となっているのですが、根強いファンのおかげか再度の復帰で、またオカムラ節が聴ける機会ができました。
キモカッコいいのが憎めないところでありますが、曲に特徴があるのですぐ「オカムラだ!」と解るのもそれだけルックス以上に個性がある。
個人的には、初期ならび楽曲提供作品の方が好きで、はじめて知ったのは渡辺美里のデビューアルバム「eyes」。小室哲哉、後藤次利のサポートとあって素晴らしい出来ですが、まだデビュー前の岡村靖幸の曲の素晴らしさには無名とはいえすぐにファンになりました。
デビューアルバム「yellow」は(実は屋号は少しリスペクトしています)、モテない男の切ない想いを歌ったものが多く(井手には共感)、「OUT OF BLUE」は今聴いても古さを全く感じない名曲。(シングルのDog DaysはPSY・SのCHAKAのパートが印象的)
ネットの評価を見ても高評価が目立ちますので、これからもずっと活動してもらいたいです。

▼はじめて彼を見た時コロッケかと思いました。

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男は黙っておやつ時にチョコとライディーン?

なんかあったのか、ほんの気まぐれのギャグなのか、去年から「イエロー・マジック・オーケストラ」のおっちゃん3人がチョコ菓子のCMに出ているのはご存じの通り。
このお菓子、子供や女子が食べそうなイメージなのに「おっちゃん出すよりもっと若者出せばいいのに」。。。とおもいきや「男おやつ」「スイーツ男」が今や常識で、40代にウケるようにこの3人に依頼したのであろうが、若き日のファンとして非常に違和感なのは私だけだろうか?
さて、YMOについては語りきれないほど想いがありますが、このCMで起用されている曲「ライディーン」(正式名は:雷電でカタカナ名はサンライズのアニメのリスペクト)、数年前ビールのCMにも流れていましたが、80年代当時もTVでこの曲をバックに「東洋の音楽とコンピューターの融合のYMO」等と紹介されてましたが、東洋風の曲は「ファイヤー・クラッカー」などの1stアルバムだけで、大ヒットしたアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」「増殖」は、一部の曲を除き東洋風味はほとんど無いディスコサウンド(死語)なのです。
代表曲が「ライディーン」と決めつけられ、あちらこちらで流されるのは個人的に嫌なのですが、きっと本人たちは「仕事」と割り切っている事なのでしょう。

▼初期は「アブソリュート・エゴ・ダンス」が個人的に名曲と思います。

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相違ある知名度と売上TOPの違和感?

小学校の時、誰の家に行っても「およげ!たいやきくん」のレコードは持っていた様な気がする。
Wikiをみてみるとやはり累計454万7620枚と歴代不動の1位である。
ここで「はっ」とされた方がいらっしゃるかもしれませんが、メディアで「たいやきくんを抜いて第1位!」と言う触込みを聞いた事はございませんか?それは、初年度の売上枚数とか条件付きだったのですね~。しかし、1975年から現在までの累計枚数なので、同じ土俵で比較するのも乱暴かもしれません。
さて、去年の年間シングル売上ヒットチャートを見てみましょう!1位と2位はご存知、AKB48で、3位と4位、嵐で、以下ベスト10は全てAKB48と嵐の2組みで全て埋まっている。
ここで違和感ありませんか?CM曲を除き聞き覚えある曲はどれだけありますでしょうか?
そう!言わずもがな、ファンが発売に合わせ1人で何枚も買いあさっているので、売り上げはTOPでも万人に広まっている事でないのです。
ただし、組織票ができにくい「着うた」のランキングならば、若者(オッサン用語)のシェアに偏りますが、正確なヒットの傾向が解るはずです。
このランキングで、知っているアーティストが少ない場合は、きっとオッサンの証拠となるでしょう。

▼タワーレコード通いのたいやきくんは実はムスコがいた。

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洋楽のパクリのレッテルはもう無いかも?

最大の愚問ですが「日本にロックはあるのでしょうか?」答えはYESでもあってNOだと思います。
それは逆に例えると、長年の修業をした金髪外人が寿司を握っているお店の様なもので、一言「ロックは西洋の伝統」で、やっている音楽はどんなに「ど・ロック」でも、西洋人からすれば日本人という「イメージ(先入観)」だけで“ロックの様な物”で終わってしまいます。
と言えども、一昔の日本のミュージシャンは、世界に通用するミュージシャンを志にしていたと思います。それは「お手本となる音楽が洋楽しかなかった」からだと思います。
非難受けそうですが「BOOWY」は“XTC”、「X JAPAN」は“KISS”、「B’z」は“エアロスミス”の影響を受けたように見受けられます。(言い出したらキリがない!)
それでは、現在はどうでしょうか?もちろん全員とは言いませんが、「BOOWY」「X JAPAN」「B’z」などの国内ミュージシャンの影響を受けてデビューしている方は少なくないと思います。
したがって現在の日本のロックは「洋楽の影響を受けた人のパクリ」と言う事で、その良し悪しは置いといて、もう洋楽のパクリでは無いのかもしれません。

▼KISSのファッションはカブキの影響なので聖飢魔IIは逆輸入?

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