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古さを感じない出崎統×杉野昭夫作品

契約しているスカパーのアニメチャンネルはパック契約ともあってあまり新作は放送されないが不満を感じていない。それは新しいから良いのではなく、古くても良い作品が沢山あるからだ。
数ある名作の中で、これほどまで感動する作品を多く手掛けた「出崎統」監督と「杉野昭夫」名コンビに勝るものは少ないだろう。
出崎監督は惜しくも今年の4月にお亡くなりになりましたが、影響受けた方は数多く「止め絵」「透過光」「画面分割」などの効果はアニメの表現スタイルを確立した物であろう。
その斬新な表現と杉野さんの魅力的なキャラクターは私も含めファンは多い事でしょう。
例えば「あしたのジョー2」。失礼ながら、ちばてつや先生の女性キャラクターはあまり可愛くなく魅力的とは言えないのですが、この名コンビの手にかかればなんと!可愛く見えるんですね~。
あと、さいとう・たかを先生は「ゴルゴ13」のアニメ化はそこまで興味がなかったが、唯一、寺沢武一先生原作のアニメ「スペースコブラ」は好きだったらしく、それを手がけた出崎さんが監督をする事であらためて気に入ったの事。アニメに興味が無い方も魅了するとはホント素晴らしい!

▼ゴルゴもしっかり出崎監督節です。一番お気に入りはひろみちゃんかな?

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石ノ森章太郎のマニアックな東映作品

春・夏・冬休みの楽しみにしていた東映まんがまつり。仮面ライダーをはじめゴレンジャー、マジンガーなど特撮やアニメのオンパレード。近々僕らの世代にはうれしい復刻DVDが発売される。
そのライナップを改めて見ると石ノ森章太郎先生の作品が多いの言うまでもない。
そんな石ノ森先生×東映作品でも「ロボコン」(漫画ではゴレンジャーと共演していた)から派生したと思われる「東映不思議コメディーシリーズ」の変貌ぶりは印象的だ。
当初は「ロボット8ちゃん」「バッテンロボ丸」「もりもりぼっくん」。いずれも私が高校生だったのでみてなかったが、「ロボコン」のセルフリスペクトの「ロボット110番」と何ら変わりはない。
ロボット路線と異なりモロ「E.T.」のリスペクト「ペットントン」もありましたが、いきなりマスコット系を止め「おもいっきり探偵団」と路線変更。そしてかつての名作「好き!すき!魔女先生」「透明ドリちゃん」から派生したと思われる「魔法少女ちゅうかなぱいぱい!」「美少女仮面ポワトリン」と進んでその世界観は一気に広がった。むしろこの頃(20代前半)の作品を見る機会が多かったのですが「有言実行三姉妹シュシュトリアン」でシリーズは終了した。
スカパーで当シリーズを放送してましたが思わず「マニアックだなぁ」とつぶやいてしまいました。

▼小沢なつきの降板が無かったら今の島崎和歌子はなかったかも?

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いまさらだが、ボリウッド映画は面白い

古い話だが、アカデミーなど映画賞を受賞した「スラムドッグ$ミリオネア」。話題だったにも関わらず劇場でもDVDでもみる機会がなかったが、スカパーで放送があったので改めて観ました。
さすが、全世界で最も映画製作本数が多いインド映画。通称“ボリウッド映画(ハリウッドのもじり)”いや~おもしろい!インド映画と言えば日本で大ヒットした「ムトゥ 踊るマハラジャ」ぐらいしか観た事なかったのですが、いわゆる“マサラ・ダンス”。当スラムドッグのエンディングでも披露してこれが「ボリウッド映画」らしい締め方なのだろう。
実はスラムドッグもムトゥの音楽担当は「A.R.ラフマーン」で、インドと洋楽の奇妙なミックスした(パクった)サウンドは相変わらず心地が良い物だ。(ムトゥはCD持ってます)
なお、本国インドは地域語源が多いので、一つの映画でタミル語版、ヒンディー語版、テルグ語版、マラヤラム語版など、国内だけでも吹き替え版が複数あるそうな。
しかし、世界一を誇る制作本数にも関わらず、日本で上映される事が皆無で残念ですが、一部のトンデモ作品は「YouTube」にアップされている(もちろん吹き替えも字幕もありませんが)様ですので機会あったら観てもらいたいです。

▼エンディングを華やかに閉めるのは演劇的な発想なのかな?

▼インド版マトリックス。休憩時間のひと時にどうぞ。

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女子〇〇は目を引くがこれはビミョーで地味だ

スカパーで再放送も含め頻繁に放送されている女性だけで対戦する「麻雀」「パチンコ」番組。
しょっちゅうやっている所を見るとギャンブル好きのおっさん向けの人気番組と思いますが、まぁまぁ面白い(特に麻雀)けどヒジョーに地味に思えてしょうがない。
そもそも、日本人にはギャンブルのイメージが非常に悪いので、まだ、ヲタオ向けのアキバ系アイドルの方が健全で活動的に見える。
もちろん「女子」ばかりで行う対戦はアイドル的な要素は不可欠と思いますが、アメトーークでは無いが「女子プロレス」や「Pリーグ」の様に熱く語れるものが欲しい所。
その点、ギャンブルの場合、動きが無いのと運任せの部分もあるので“二階堂亜樹が国士無双!”とか“ビワコが28億分の1のプレミア!”とか“水瀬美香が中チェで爆裂!”だと「へ~」と感心するだけで、なんとなく熱くなれません。
まだ最近話題(?)の女子プロレスラー「愛川ゆず季」や「美闘陽子」をみている方が面白く感じるのは、やはり女子とは言えども体を張らなければならないのでしょうか?

▼二階堂亜樹(左手前)は麻雀もパチンコ、パチスロもするギャンブルアイドル

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この先どうなるフル3DCG作品?

現在、私の大好きなゲームの一つフル3DCG映画「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」が公開中だ。
好きな割には劇場で観るべきか悩んでおり、俳優さんが一切出ない作品はアニメと同じで子供向けのイメージがあり、いい年こいたおっさんが劇場まで足を運ぶには勇気がいる。
ハリウッドの3DCGの映画は「トイ・ストーリー」「カンフーパンダ」「カーズ」といったファミリー向け作品が多いのに対して、日本の場合「ファイナルファンタジー」「バイオハザード:ディジェネレーション」「Halo」も含め、同名ゲーム作品が今のところ多い。
どうしても純粋な作品として観れず色眼鏡でみてしまいがちのフル3DCG映画だが、今回の「鉄拳」はベテラン脚本家の佐藤大さんなので、従来の作品と違い少しは期待できそうだ。
これからもフル3DCG作品はどんどん増えていくかと思いますが、なんと!ご存知の方も多いと思いますが、近年公開予定している「キャプテンハーロック」と「ガイキング」。両者ともアニメ作品なのでフル3DCGでも違和感なく、僕らの世代作品なので子供向けとならず、私の様なおっさんにも楽しめれる作品になる事と期待します。

▼アニメの実写化よりはすんなり受け入れられるかもね!

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