特撮俳優界の女王「曽我町子」

今や特撮ヒーローもので悪役は着ぐるみ(CG)か、もしくはイケメン俳優を起用する傾向にあるのだが個人的に何となく物足らない気がする。それはやはり完全なる「悪役」の俳優さんがいないからであろう。
今にも後にもこの方以上に役にハマるのは難しいであろう大女優、曽我町子さんについて想いを語ります。
2006年にお亡くなりになるまで「オバケのQ太郎」などの声優としても活躍されていたのは知らず、さかのぼる事1976年東映製作のファンタジー特撮「5年3組魔法組」の「魔女ベルバラ」から始まる。この作品は子供探検物の草分けで後の東映不思議コメディ「おもいっきり探偵団」へ派生したと勝手に思っている。(何でも願いがかなう魔法の道具の「マンガンキー」。使うとしっぺ返しがあるのはミステリー小説「猿の手」ですね)
そして、不動の人気となるのは戦隊シリーズの悪の女王様役であるのは言うまでもありません。
この戦隊シリーズは海外でも俳優差し替え、吹き替えで放送されているのだが、この曽我さんだけはそのまま吹き替えのみで登場したという世界も認めた「悪の女王」ではなかろうか?

▼オバQ音頭はソノシートで隠れたヒット作みたい。無論印税は本人に入っていまい。

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