パワフルなキモさが中毒になる「凛として時雨」

おっさんになって音楽番組も観なくなったせいもあって、なかなか若いアーティストを聴く機会が無くなった。 そんな中、数年前スカパーの「スペースシャワー」をぼんやり観ていたら特集で「凛として時雨」が流れ衝撃を受けた!
ご存知でない方の為に説明しますが、ギター、ベース、ドラムの3ピースバンドの男女のツインボーカルと非常に珍しい構成。女性にあわせた男性ボーカルは言うまでも無くキーは高く、アルフィーの高見沢なみ賛否を分けるものだ。
テンポが速めの曲が多く、ギターはジャガジャガ、ベースはギンギン、ドラムはヘビメタなので「ウルサイ」の一言。
しかし演奏はうまく、様々なジャンルの洋楽を取り入れたと思われるアレンジもしっかりされており、印象深いサビを繰り返しの言い回しで、良く言えば「ポリス」に通じるものがある。
「惚れた腫れた」の歌詞ばかりヒットする最近の曲と異なり、少々狂気で印象残る詩だ。それは「椎名林檎」や「ブランキー・ジェットシティ」古くは「森田童子」を連想させるところがおっさんの私がもっとも気に入っている所だろう。
2010年オリコンのデイリーアルバムランキングで1位になったとはいえ「万人にはウケない」アーティストと思いますが、同じCDをジャケト違いで幾つも販売して年間売り上げTOPのアーティストよりは数十倍評価します。

▼遅ればせながらマイブームアーティストです!

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