月別アーカイブ: 10月 2011

怒りの矛先は何処だ?「GALAPAGOS 005SH」

先月Android 2.3.4メジャーアップデートが登場した。そもそもアップデータは「不具合箇所を修正し使いやすくする」が原則だが、今回はそうでもなかったようだ。
私はソフトバンク「GALAPAGOS 005SH」を使用しているが、2.3.4へアップデートした途端、不定期にWi-Fiが繋がりが悪くなった。いや不安定と言うよりは通信そのものを行っていない様で、設定の「無線とネットワーク」~“Wi-Fi ON OFF”の操作そのものがエラーできなくなるのだ。
はじめは、使用しているWi-Fi親機と相性が悪いのか?と思い、取り急ぎその都度毎回OS再起動でその場をしのいでいたが、先日お客様の所の違うメーカーの機器でも同じ現象に見舞われた。間違いなく“本体のせい”だ!
早速、同じ症状で悩んでいるまたは対処方法がないかググってみたらありました!GALAPAGOS「005SH」のみならず「003SH」でも。そのページではこの2.3.4に追加された機能(?)「Wi-Fiスリープ設定」を“画面がOFFになったとき”に設定すれば不具合は取りあえず解消されるみたいなので、しばらくこれで様子を見たいと思います。
本来、このようなトラブル対処方法の情報はメーカーまたは販社(ソフトバンク)が流すべきと思うのだが、ユーザーのボヤキの方が早く問題解決するとは何となく違和感です。

▼ツイッターで検索すると言いたい放題!怒りの矛先はここぐらいか?

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立体視を楽しむための最低限度の知識

半年ほど前からマイ・キーワードとなっているのが「立体視(3D)」。最近は劇場でも3D映画は頻繁に観ますし、レンタルBDも願わくば立体視で観たいので、それを楽しむための概要を覚書も兼ねて書き込みます。
まず、押さえておかないといけないのが「立体視の方式」。簡単に言うとメガネの種類ですね。
電気的に駆動制御させている(A)「アクティブシャッター方式」、右左を専用フィルタで見せている(B)「偏光方式」、そして昔ながらの赤と青(C)「アナグリフ方式」、最後に3DSであるようなメガネがいらない(D)「裸眼方式」となります。
AV機器またはパソコンで本格的立体視を楽しむには(A)か(B)のいずれかになるが、近所の劇場は「偏光方式」で、(A)より導入コストが掛からず目が疲れにくいという事で(B)の「偏光方式」が良いようだ。その違いと比較を細かく説明して一番参考になったのが、なんと某「立体視専門アダルトサイト」だった。
少々複雑な思いになったが、その昔、VHSとベータ戦争の時も、AV業界がVHSを採用したから普及したという説もあるように、メディアの傾向はこれら業界に依存するのでしょうかね?

▼投資数百円ですむ、赤青「アナグリフ方式」のAVもあるぞ!そこまでして。。。

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日本一オシャレな音楽となったU.F.O.

80年代の音楽はMTVブームも乗っかり非常に斬新であらゆる面で挑戦的なサウンドは今聴いても名曲は沢山ありますが、いわゆる「一発屋」の宝庫となった年代であったと思います。
しかし90年に入って飛躍的なテクノロジーの発展に伴い単なる新しいサウンド(楽器・音源)を求める音楽から、古き良き音楽を用いてまったく新しい音楽を作り上げたジャンルが登場した「アシッドジャズ」。その中でも「United Future Organization(U.F.O.)」は特に意標を突いた。
中心メンバー3人は演奏家でなくDJ。そう!楽器を弾くわけでもなく歌うわけでもない。ジャス、ボサノバの曲をサンプリング、打ち込みと生演奏を加え全く新しい音楽として仕上げているのだ。今までの「音楽=演奏者(歌手)」そして「電子楽器=未来の音楽」が当たり前だったのが根底から靴害された瞬間だ。(1stシングル「I love My Baby(My Baby Loves Jazz)」は名曲「Recado Bossa Nova」のサンプリングしたもので、まるで「ルパン三世」ライクでニヤリ。)
賛否両論はあるかもしれませんが、当時日本をはじめ世界にウケたのは、本当に演奏をして無かろうとゼロから造るクリエーターでなかろうと聴いている側が心地よく思えるか否かの問題だったのかもしれません。

▼曲を数万と知っていなければできない芸当かも?

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ダイエットに効果的な漫画オモライくん

当ブログで何度かご紹介している永井豪先生。先生の作品はギャグ、エロ、シリアスと多彩で傑作をあげたらキリがない。その中ので、この先自他共に二度と同様の作品は無いであろう傑作「オモライくん」をご紹介します。
まず、職業(家庭)はコジキでこの時点で現在で一般誌はアウト!成人向け漫画でなくともゾーニングマーク付けない限りこのジャンルは日の目を浴びない。
知らない方のためにどのような内容かと申しますと一言「汚い!」。垢を集めて作った笛を先生が誤って口にして発狂!糸を引く残飯やウ○コ食べる、おし○このピールも飲むと言った感じでとりいかずよし先生の「トイレット博士」がかわいく見えるぐらいです。
そんなめちゃくちゃな作品ですが作家の筒井康隆先生大絶賛。知らずに買って読んだ方の悲鳴がブログなどで轟いています。
この作品の根底として私が思うに赤塚不二夫先生とのエピソードまでさかのぼります。永井先生が書いた作品を赤塚先生が見て酷評された苦い経験からか、他に類のないスラップスティック、エロ・グロ・ナンセンスを取り入れたギャグ・コメディ作品が多く作られたと思います。
食事がいけなくなるほどの作品ですが勇気ある人は是非ご覧ください。

▼永井先生曰くこの作品は食欲がなくなるのでやせることもでき一石二鳥。

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マイルス・デイビスはジャズ界の異端者

音楽のジャンルでJAZZほどロック以上に複雑に細分化したものは無いと思います。ファンに尋ねたら細かく説明してもらえそうだが、ファンでない私にとってはハードロックとヘビメタの違いぐらい微妙なものだ。
そんな私にも判りやすく受け入れられたのがJAZZから派生したジャンル「クロスオーバー」「フュージョン」ですが、まっとうなJAZZファンからは鼻つまみのジャンル。その背景としては伝説のトランぺッター「マイルス・デイビス」へたどり着く。
1950年代末期に名曲「マイルストーンズ」「カインド・オブ・ブルー」で即興演奏を取り入れたモード・ジャズというジャンルをサックス奏者ジョン・コルトレーンとともに造り上げた。
しかし彼の挑戦はさらに続きエレキギター等の電気楽器を取り入れたのである。無論アコースティック楽器で無いのでJAZZ界からは異端的な存在になってしまうのです。
遺作となる「doo-bop」は、ヒップホップとマイルスが融合した傑作で、実はこの作品の制作中にマイルスが亡くなってしまって未完の状態だったのです。プロデューサーのEasy Mo Beeがマイルスの未発表音源よりサンプリングして亡くなったマイルスがOKを出すと思われるようにリミックスしたそうです。彼の音楽への挑戦は亡き後も同志が引き継いだのですね。

▼マイルスのジャンルはJAZZでもなくマイルスそのもの。


▲個人的ヒップホップは好きなジャンルでないがこれは別格。

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