ブラックジョークも行き過ぎは辛い

日本人とアメリカ、ヨーロッパのお笑いの質が違うのには言うまでもありません。
ブラックジョークの度が過ぎて痛い時がある、アメリカのサザエさん「ザ・シンプソンズ」です。
現在シーズン21まで放送されエミー賞を受賞した映画化もした人気アニメで、スカパーのFOXチャンネルで放送されています。
あまりにもバカバカ過ぎてかえって面白いのですが、日本語の訳は難しいジョークもさることながら、社会、人種、宗教などの強い社会風刺が施されているのも特徴的です。
しかし、ブラックジョークが度が過ぎて日本では放送されない番組があり(詳細は「Thirty Minutes Over Tokyo」「Little Big Mom」でも検索頂きたいのです)、主人公のお父さん・ホーマー・シンプソンは原子力発電所勤務の設定なのでしょうがないのですが、さすがに、原発事故を風刺したエピソードがあった場合放送を見送るとの事。
事故が起こる前だったら、笑い飛ばせたのかもしれませんが、被害者、当事者も含め、日本でもっとも緊迫している状況の中、今、このネタをジョークで飛ばすには少々キツイですね。

▼ある意味、この悲劇を予想した作品だったのか?

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