若い頃、音楽活動をしていたので、周りにはプロを目指したミュージシャンが多かったのです。
失礼ながらそのほとんどの方が、業界を良く知っておらずビックマウスで、その志を後ろからヒザかっくんで夢を壊すようで当時何も言えなかったのです。
それは、どんなに個性があって、演奏や歌が上手くても、事務所やプロデューサーやプロモーターの力なしではヒットはできません。特にプロデューサーの力は大きなものと思います。
この「プロデューサー」という言葉が一般に知られるのはまず、洋楽では「YES」「アートオブノイズ」「フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド」の“トレヴァー・ホーン”、80年代の「ティナ・ターナー」「ハワード・ジョーンズ 」「トンプソン・ツインズ」の“ルパート・ハイン”が有名と思います。
邦楽では、ご存知、TMネットワークの“小室哲哉”がダントツ有名ですが、日本のロック界では知る人ぞ知る、スーパープロデューサー“佐久間正英”を語らずにはいられません。
佐久間さんは四人囃子、プラスチックスを経て、THE STREET SLIDERS、BOOWY、UP-BEAT、GLAY、黒夢など数えたらキリがないほど多くのロックミュージシャンのプロデューサーとなりました。
もし、この佐久間さんの手にかからなければきっと、今の人気は無かった事でしょう!
▼佐久間さん(左)はスゴイ方です!(写真はThe d.e.p)