GIMPはPhotoshopの替わりになれるのか!

前回お知らせしたように高額なAdobe Photoshopの代替としてフリーのフォトエディタソフト「GIMP(ギンプ)」を検証してみた。
まず長年愛用していた「Photoshop」のインターフェイスに見慣れているため躊躇するのは本音だが、廉価版の「Photoshop Elements」ですら違うので割り切って慣れるしかないの一言。
機能的な面は初期のPhotoshop 3に負けるとも劣らないほど充実。色調補正の操作は類似しているのでまったく違和感が無い。しかし写真の傾き調整がルーラーで行えない。替わりとして「コンパス」で角度を測り数値入力による回転で代替できる。
キーボードショートカットは異なるが、自分でカスタマイズでき、Photoshop類似の設定ファイルがユーザーサイトからダウンロードできるのが嬉しい。
最後に既存PSDデータの読み込みテストを行ったところ、レイヤーマスクの処理は正常に引き継がれ問題なかったが、テキストは表示するものラスタライズされて後の編集は出来ない。同じく「ドロップシャドウ」等の加工は表示されないのが注意点だ。
プラグインなどで機能追加しカバーできる面もあるが、結論としてはやはり、方や、ン万円のソフトと無料のと比べる事は「愚問」であるが「Photoshop」=「GIMP」という訳には行かない様だ。
但し、同様の作業はおおむね可能で、欠落した箇所は代替でカバーすれば良いし、新規作成に関しては「Photoshop」の替わりとして十分作業できるものと実感しました。

▼XPでアクティベーション不要のPhotoshop7利用者には朗報ですよ!

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